ハイパーなスタンプー娘ｘ２ーとタカビーなヨーキー娘と意味不明な超デカボル娘

ママさんの手作りのこの靴を使って歩きました。
このおかげで、麻痺した足をひきづっても、足を削らずに済みました。
最後の方は足が巨大化してしまったので、
靴をきちんと履かせることはできませんでした。
楽しかったね。

ダイヤさん、痩せました。
骨だらけ。
腫瘍のところだけ、水膨れで、毛穴から水が漏れだし、おしっこシーツを
巻いています。
完璧におむつになりましたが、それでもトイレに行くダイヤさんに
感動さえします。
それでもおむつから大量のおしっこが漏れだすので、
毎日毛布を２枚洗います。

鼻の粘膜に癌が転移したようです。
吐血と思われていた出血は、鼻血だと分かりました。
今日は３回、鼻血を出しています。
犬は呼吸は鼻からするらしく、鼻から出血し、血が固まると、
呼吸しづらいらしく、ちょっと苦しそうです。

もう終わりが近いのかもしれない。
きちんと送ってあげるためにも、いろいろと準備をしなければいけない
事が分かりました。
まず、病院でなく、家で看取るとなると、
彼女を入れる箱が必要になるということです。
死後硬直がかなり早く起こるそうです。処理をした後、箱になるべく早く入れないと、
足が伸びたままでは大変なことになるそうです。
といって、彼女に合う大きさの箱があるのでしょうか？
今日話したペットの葬儀関係の人に調べて後日電話をもらうことにしました。
骨壺も６寸では無理じゃないか？７寸？それって人間用？？？
これもついでに調べてもらうことにしました。
こういう準備は正直言って、本当に嫌です。
でも、ダイヤのために、慌てないように、その日のために準備することにしました。

ダイヤさんはもう、歩けなくなって、しばらく立ちます。
お留守番は長男と、ダイヤです。
こんな時、長男が大学受験に失敗してくれたこと、不思議と感謝している自分が居ます。
他の犬と散歩に出れば、ダイヤのことを聞かれたり、
何かと暗くなりがちですが、
元々、ママさんは超明るい、変な性格なので、
こんな状態でも明るく考えながら、一人ニヤニヤしながら他の犬たちと散歩に出かけます。
「イエロープーとマッキーの生活」ってどんなカナ？
イエロープーと言うと、想像するのはきっとディズニーのYellow Phoo？かな？？
違うよ。家で浪人しているぷー太郎のこと。
マッキーは、そう、末期がんのダイヤさんのこと。
私が犬の散歩に行っている間、かなり仲良くなったあの２人。
全く犬の面倒なんか見なかった長男が、今は頼まなくてもダイヤのそばに居て、
彼女に夜の薬と、夜のご飯をあげてくれます。
トイレだって、おしめだって黙って自分から動いてくれます。
人間変わったかな???って。
ダイヤさんに感謝かも？！

ステロイドの副作用で、吐血（現在は良くなりました）。
体がむくみ、おしっこの量が半端なく、５４枚入りのおしっこシーツ（ワイドサイズ）を
１日で使い切る。
で、胃薬を飲みながら、ステロイドを減らしています。
今、体のむくみは良くなったけれど、腫瘍のある患部は血流が悪いため、足がこのように
１本だけ腫れあがっています。
トイレが近いだけでなく、おもらしをするようになり、（毎日）おむつを着用することに
なりました。
ペット用の大きいサイズ（ＬＬ）を使っていましたが、犬種的にまた上が広い割に、
ウエストのくびれが超～細いので、結局、人間用のＬサイズに穴を開け、ポリマーが出て
こないように医療用テープで止めて使っています。
介護生活は初めてなので、睡眠が取れないことに、初めはイライラすることも
ありましたが、ここは我慢せず、週末に子供やパパさんに看護責任を任せて、
ママがいかに毎日大変なのか、体験してもらいました。
おかげで、最近はしっかり寝れる時はいつでも寝せていただいています。
ダイヤさん、辛くないかな～？

甘えん坊のダイヤさんは
末期がんで、ソファーに上がるのもやっとですが、
下の息子の上に頭を置いて甘えます。
「ダイヤとお別れするの嫌だなー。」
分かるよ。
だけど、私たちのわがままで苦しませたらいけないよ。
苦しみは短いほど、ダイヤにとって良いことだと思うから。
痛みが無い。
苦しまない。
死の恐怖を感じさせない。
これが一番の望み。
かわいくって、本当にかわいくって、本当にお別れするのは嫌なんだよ。
たった４年しか生きていないダイヤさん。
諦め切れないのが、本音です。