ハイパーなスタンプー娘ｘ２ーとタカビーなヨーキー娘と意味不明な超デカボル娘

ダイヤが居なくなって、半年が過ぎました。
夢も見ないし、部屋には気配もない。
「あー。あいつ意外と薄情じゃないか？？」
なんて冗談も言えるようになった。
時が癒してくれるって、こういうことなんだろう。

あれからいろいろなことがあった。
其のおかげで涙でおぼれずに済んだのかもしれない。
まず、長男が大学に入り、（一浪して、中高居た自分の学校に戻った。
なんてこった！！）
三男が今年は高校受験のため、勉強漬けになるかと思いきや、
音高に行くことを決断。
彼に塾とお高い音楽に関する習い事で、先生を３人付け、一般人とは思えないほど
彼はお坊ちゃま生活をしています。
まず、先日、某コンクールを受け、予選通過しました。（ほっ！）
７月は学校説明会、別のコンクール予選があり、８月は隼本選、本選があります。
塾も受験生なので、コンクールが終わったら、スーツのまま、授業に参加。
親も子供と動くので、仕事と掛け持ちは正直、しんどくなっています。

でもね、忙しいからこそ、ダイヤのことを忘れる時間が出来て、
正直、子供のことで忙しいことには感謝しています。

これから私は仕事。
今日は通常授業の他、小テストもあり、少し楽かも？
テストの出来によっては、採点後、地獄に落とされる思いをするかもしれないけど、
生徒さんたちを信じましょう！

ダイヤが１３日の日曜日に帰って帰化した。
７寸のサイズの大きな骨壺に入って帰ってきました。
が、やはり小さく思えます。

亡くなる前にシカ肉を沢山持ってきてくれたエリさん、有難うございました。
先日はお花までいただいて、本当に有難うございました。
ダイヤと一緒に和紙でくるんだフード、お菓子、エリさんから頂いた手作りの
シカ肉ジャーキーを焼いてもらいました。

ダイヤは亡くなる前、２５ｋｇほどになって骨ばかり目立つ子になっていましたが、
火葬場で重さを測ったら、３６ｋｇになっていました。
箱の重さが１～２ｋｇとして、最後に右足にがっちりと付いた腫瘍と水が
１０ｋｇほどになっていたことに改めて驚き、ダイヤが重い脚を引きずっていた
本当の意味が初めて分かりました。
大腿骨はとっくに腫瘍で溶けていたので、麻痺の上、どんなに重たかっただろうと
思うと、涙です。

ダイヤが居なくなって、本当に辛い毎日です。
残されたアズ、エル、ムラはどのくらい分かっているのか、分かりませんが、
明らかに様子が変です。
子供たちがかなりのショックを受けているので、どんなに辛くとも
大人はしっかりしなければならないので、
主人と２人だけになった時に一緒に泣いています。

ダイヤとさよならしました。
ごめんね。ダイヤ。
ママはあなたを助けてあげられなかった。
足に異変を感じたのが今年の１月、骨折から、軟骨肉腫の癌が判明。
４月に手術。
ネットできちんと切除できていれば、３年後、５年後も生きると書いてあったのに、
５月に再発。
６月に親友が乳がん再発のため、死去
そして転移。
癌が憎い。憎くてたまらない。
私の大切な命を奪った癌が憎い。
友達を返してほしい。
ダイヤを返してほしい。
私はこんなに元気なのに。

１２月１１日午後１時ちょうどにダイヤは亡くなりました。
以前から我が家では安楽死をすることになっていたので、
この日に行われました。
獣医師と、助手に家に来てもらいました。
安楽死決定の理由はいくつかあります。
まず、
１．癌が末期症状であること。
この状態で年越しは、難しい。あるいは、かなりの激痛に苦しませてしまう
可能性があるということ。
２．足の水膨れがひどく、表面から水が漏れだしていて、しかも皮膚の色が
黒ずんできたことにより、壊死の可能性が数週間中にあり、腐る際の激痛を
じわじわと感じることとなる。
３．鼻のあたりにすでに癌が転移しており、これも近日中に脳への転移が
予想され、突然死の可能性があるということ。
これらの理由により、安楽死をさせることが可能となり、後は私たちの判断に
任せられました。
結果を出したのは、私だと思います。
彼女を救う手段がすでに無いこと。少しでも痛み、苦しみ、死への恐怖から
ダイヤを守りたいがため、涙の決断でした。
よって、
ダイヤは今でも自分が死んだことを理解していないかもしれません。

きれいでしょ。
本当にきれいなままで、お別れしました。
彼女は今日、火葬されました。
私の住むところは、立ち合いと、骨を拾うことはできません。
明日の朝、お骨を引き取りに行きます。
朝、一番で入ったので、きっと今はもう、骨になってしまったのだと
思います。